金曜日, 2月 02, 2007

"共同購入と暮らしの変え方"尾澤和美


23区南生活クラブ生協理事

尾澤和美(おざわ かずみ)

●プロフィール

共同購入とまちづくりの活動をとおして、現実に気づき、「生きる」ことを視点として考え、共感を力に課題解決することを学ぶ。せっけん、地域福祉、ストップ!GMO、3R推進とごみ問題などの活動に参加。

シンポジウム「科学技術は誰のために?」
日時:3月25日(日)午前10時~午後4時半
場所:東京大学弥生講堂・一条ホール
(東京都文京区弥生1-1-1東京大学農学部内)
定員:350名
参加費:無料(ただし事前予約必要)
チラシをダウンロードpdf

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

遺伝子組み替え食品を排斥されていますが、むかしながらの品種改良をへた食品とくらべたとき、具体的に遺伝子組み替え食品のどのようなところが危険だとお考えでしょうか。

匿名 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
「科学的な説明」とはいえないのですが、(科学的に説明がついているなら、こんなに普及はしないはずですので)これまで聞いた話からは、遺伝子組み換えという手法の安全性には、まだまだ不確かなことが多いという印象を受けています。
たとえば、組み込みたい遺伝子をガンで打ち込む方法では、本来の遺伝子のどこにどのように打ち込まれたか明確ではなく、打ち込んだ時に周囲の遺伝子を傷つけている可能性も否めないということでした。これが今主流の方法ではないかもしれませんが、そういうものだと気がついた時には、すでに食されているという状況でした。
また、たとえば小麦にアレルギーのある人が、小麦は避けていても、小麦の遺伝子を組み込んだ他の食品を気付かずに食してショックを起こす、などということもありえます。医師は常に、新しい食品の情報を仕入れておかないとならないですね。
もし、意図しない性状を知らずに持ってしまっていたとしたら、思わぬ食べあわせなどで、思わぬ影響が出るということがないといえるでしょうか? かけあわせによる品種改良では、植物本来の制御機能のようなものが働くのではないかと思いますが、これと比べると人類がこれまでに経験したことのないリスクの可能性、少なくとも、その確率は高まってしまうのでは、という気を打ち消すことができません。
どこに視点をおいて進め、何をもとにやめるという判断をするのかということだと思うのですが、あとはシンポジウムでお話やりとりさせていただきたいと思います。

尾澤和美